子どもが自信をなくす理由は、失敗じゃない
子どもが自信をなくす瞬間は、
失敗した時ではありません。
本当の原因は、
失敗したあとに、どう扱われたかです。
野球をしていれば、
失敗は必ず起こります。
三振する。
エラーする。
思ったところに投げられない。
うまく打てない。
これは、
野球をやっている限り避けられません。
それでも、
失敗そのものが原因で
自信をなくす子は、実は多くありません。
問題はそのあとです。
・怒られた
・責められた
・他の子と比べられた
・何も声をかけてもらえなかった
こうした経験が積み重なると、
子どもの中に、少しずつこんな気持ちが生まれます。
「失敗するくらいなら、やらない方がいい」
「目立たない方が楽」
「挑戦しない方が安全」
この状態になると、
プレーは一気に小さくなります。
思い切って動かなくなる。
自分から声を出さなくなる。
無難な選択しかしなくなる。
そして結果として、
成長が止まってしまいます。
ピースベースボールスクールでは、
この流れを一番避けたいと考えています。
だから、
失敗したあとこそを大切にしています。
ミスをした時に伝えるのは、
「なぜダメだったか」ではありません。
「次はどうする?」
「今のプレー、何が原因だったと思う?」
こうした問いかけを通して、
子ども自身に考えてもらいます。
すると、
下を向いていた表情が、
少しずつ前を向いていきます。
「もう一回やってみよう」
そう思えた瞬間、
その失敗は“成長の材料”に変わります。
自信は、
成功の数が増えたから生まれるものではありません。
失敗しても大丈夫だと思える経験の中で、
少しずつ育っていくものです。
安心して挑戦できる環境があるから、
子どもは思い切ったプレーができます。
思い切ったプレーができるから、
結果として成功も増えていきます。
ピースが目指しているのは、
失敗しない子を育てることではありません。
失敗しても、
また前に進める子を育てることです。
その積み重ねが、
野球だけでなく、
これから先の人生でも
子どもを支える“本当の自信”になると、
僕たちは信じています。
