子どもが本音を話してくれる家庭の共通点
「最近あまり話してくれないんです。」
保護者の方から、よく聞く言葉です。
学校のこと。
友達のこと。
野球のこと。
聞けば答えるけれど、自分からは話さない。
実はこれ、珍しいことではありません。
でも一方で、どんなことでも素直に話してくれる子もいます。
その違いは、性格でしょうか。
僕は、そうは思っていません。
決定的な違いは、“安心感”です。
■ 正解を求めない家庭
子どもが本音を話せる家庭には、共通点があります。
それは、
「正しい答え」を求めすぎないこと。
たとえば試合後。
「なんであそこで振ったん?」
「なんでエラーしたん?」
「もっとこうすればよかったやろ?」
これは、悪気があるわけではありません。
良くなってほしいからこそ出る言葉です。
ですが子どもは、“評価される時間”だと感じてしまいます。
評価される場では、人は本音を出しにくくなります。
■ 感情を受け止めてもらえるかどうか
本音を話せる家庭では、まず結果ではなく、感情を受け止めます。
「悔しかったな」
「怖かったな」
「緊張したんやな」
アドバイスより先に、共感。
これだけで、子どもの心は大きく開きます。
子どもは、解決策がほしいわけではありません。
まずは、「わかってもらえた」
その感覚がほしいのです。
■ 話さない日は、責めない
もう一つの共通点があります。
それは、話さない日を責めないこと。
「なんで言わへんの?」
「ちゃんと話して」
この言葉は、正しいようでいて、プレッシャーになります。
本音は、引き出すものではなく、出てくるものです。
無理に聞き出そうとしない空気があるからこそ、安心して話せるようになります。
■ 親が“完璧”でないこと
意外かもしれませんが、本音を話してくれる家庭ほど、
親も完璧ではありません。
「今日ちょっと疲れてるわ」
「失敗したわ」
そんな姿を見せています。
完璧な親の前では、子どもも完璧でいようとします。
弱さを見せられる空気があると、子どもも弱さを出せます。
■ 野球にもつながる話
本音を話せる子は、野球でも伸びます。
なぜなら、
「できない」
「怖い」
「自信ない」
と口にできるからです。
言葉にできる子は、改善できます。
言葉にできない子は、一人で抱え込みます。
だからこそ、家庭の安心感は大切です。
■ まとめ
子どもが本音を話してくれる家庭の共通点は、
・正解を求めすぎない
・感情を先に受け止める
・話さない日を責めない
・親も弱さを見せられる
完璧な家庭である必要はありません。
ただ、「ここなら大丈夫」
そう思える空気があるかどうか。
その積み重ねが、子どもの心を開いていきます。
ピースは、グラウンドでも同じ空気を作りたいと思っています。
失敗しても話せる。
悩んでも言える。
そんな環境があるからこそ、
子どもは伸びていきます。
